2013年1月アーカイブ

 レクチンアレイ(レクチンマイクロアレイ)がNature Methodsに掲載された同じ月、産業技術総合研究所(AIST)のホームページをレクチンマイクロアレイが飾っています。

当時のGlycoStationは、初代機にて、現在のそれとは形も性能も違っています。

アレイ技術によって糖鎖の精密プロファイリングスキャナーを開発

The First Paper

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そのレクチンアレイが新しいバイオのプラットフォーム技術として体系的に示された初めての論文がこれです。2005年11月、Nature Methodsに記載されました。 

高感度、定量性、網羅性、簡易性を兼ね備えた世界最高峰の糖鎖プロファイリング解析システムです。

 

2005 Nov;2(11):851-6.

Evanescent-field fluorescence-assisted lectin microarray: a new strategy for glycan profiling.

Source

Research Center for Glycoscience (RCG), National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST), AIST Tsukuba Central 2; Tsukuba, Ibaraki 305-8568, Japan.

Abstract

Glycans have important roles in living organisms with their structural diversity. Thus, glycomics, especially aspects involving the assignment of functional glycans in a high-throughput manner, has been an emerging field in the postproteomics era. To date, however, there has been no versatile method for glycan profiling. Here we describe a new microarray procedure based on an evanescent-field fluorescence-detection principle, which allows sensitive, real-time observation of multiple lectin-carbohydrate interactions under equilibrium conditions. The method allows quantitative detection of even weak lectin-carbohydrate interactions (dissociation constant, K(d) > 10(-6) M) as fluorescent signals for 39 immobilized lectins. We derived fully specific signal patterns for various Cy3-labeled glycoproteins, glycopeptides and tetramethylrhodamine (TMR)-labeled oligosaccharides. The obtained results were consistent with the previous reports of glycoprotein and lectin specificities. We investigated the latter aspects in detail by frontal affinity chromatography, another profiling method. Thus, the developed lectin microarray should contribute to creation of a new paradigm for glycomics.

Breakthrough

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そのレクチンアレイを用いた糖鎖プロファイリングシステムの開発現場にいた人達のお話が、NEDOの「研究開発プロジェクトのその後を追うシリーズ」に掲載されています。当時の産業技術総合研究所、日本のベンチャー企業、それらが持つ基本技術が糖鎖という活躍の場を得て花開いたということができるでしょう。

日本発の技術で糖鎖解析の 世界スタンダードを目指す

Outcomes

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そうです、その糖鎖に関するナショナルプロジェクトの最後を飾った糖鎖機能活用技術開発プロジェクト、その概要説明に関する公開資料が下記にありました。

がんバイオマーカー、間葉系幹細胞のプロファイリング、ノロウイルス、糖鎖認識プローブ、レクチンアレイ、糖鎖アレイ、とその活動は多岐に渡っていました。これらの技術開発をレクチンアレイが糖鎖解析ツールとして底辺から支えています。

糖鎖機能活用技術開発プロジェクト

 

Headstream

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レクチンマイクロアレイ、その技術の源流は、こんなところにありました。産業技術総合研究所を集中研とするナショナルプロジェクトです。

次世代ポストゲノム研究として糖鎖とタンパク質を一体解析し、その機能の解明を目指す「グライコプロテオミクス」の視点から研究がスタート。本プロジェクトでは、従来にない革新的な糖鎖構造解析技術と新たな糖鎖構造同定方式を樹立し、これを装置化することにより、多様かつ微量の糖鎖を短時間で同定できるシステムの開発を実施しました。そして、生体内で機能を果たしている糖タンパク質等の機能分子の糖鎖構造と機能に関する有意義なデータの取得を目指しました。


糖鎖エンジニアリングプロジェクト(フォーカス21)

 

Reborn

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株式会社Firstkind Japanは、会社名を株式会社グライコテクニカと改名し、新たに株式会社GPバイオサイエンスとの業務提携により、糖鎖解析に関する世界唯一のプラットフォーム技術 "GlycoStation" を生かして、新たなバイオマーカーの探索とスクリーニング、臨床検査技術の性能向上、治療用タンパク質製剤の糖鎖モニタリング、再生医療における新たな安全性基準の構築、感染症とプロバイオテクスなど、第3の生命鎖:糖鎖を軸に人の健康に貢献する先端的なバイオテクノロジー・サービス企業として生まれ変わりました。

今後とも宜しくお引き立てをお願い申し上げます。

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